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企業で働く看護師の仕事を比較|収入で選ぶなら?

最近ではキャリアアップを狙って病院以外の職種で働く人が増えています。病院以外の職場で働く看護師の就職先は、企業内医務室、治験コーディネーター、臨床開発モニター、クリニカルスペシャリストなどの仕事があります。

 

企業医務室の仕事は企業で働く従業員の怪我や病気の処置や健康管理のアドバイスが主な業務内容です。治験コーディネーターの仕事は新薬などの治験をする際に治験の進行をサポートするのが主な業務内容です。臨床開発モニターの仕事は臨床試験が計画書通りに行われているかを確認するモニタリングをするのが主な業務内容です。クリニカルスペシャリストの仕事は、製薬メーカーや医療機器メーカーの社員として自社の商品をPRをしたり販売のサポートをするのが主な仕事です。

 

専門性が高い企業看護師ほど収入が高い

この4つの中で本格的に看護業務をするのが企業医務室の看護業務になります。そして治験コーディネーター、臨床開発モニター、クリニカルスペシャリストの順で看護業務から離れていき、より営業色が強くなってきます。治験コーディネーターや臨床開発モニターの仕事は、新薬の開発のための臨床実験の進行をサポートするのが主な業務内容になるので、企業医務室の勤務と比べると看護よりも薬学の知識が必要になる職種です。クリニカルスペシャリストは、自社製品のPRや販売のサポートをする機会が多いので営業色が強くなってしまいます。

 

内容が異なるそれぞれの職種ですが、長年勤めることになれば収入の差も広がってきます。年収が高い職種が治験コーディネーター、臨床開発モニターになります。平均的な年収は、30歳以上で500万円から600万円が平均的な年収の相場になっています。次に年収が多いのがクリニカルスペシャリストで30歳以上で500万円から550万円が平均的な年収の相場になります。一番給料が低くなってしまうのが企業医務室に勤務する看護師で、30歳以上で400万円から450万円が平均的な年収の相場になります。

 

このように病院勤務の時よりも高い年収の職種もあり、やりがいを感じることができれば性別関係なくキャリアアップすることができます。